top of page

数学を伸ばすための自己分析part5

  • 執筆者の写真: okb
    okb
  • 6月28日
  • 読了時間: 3分

更新日:7月5日

前回のブログでは、多くの生徒さんがこの①〜④のいずれかのタイプに当てはまるというお話をしました。これから、「各タイプごとのおすすめの学び方」について考えてみたいと思います。

今回は④のタイプについてです。


 ①「好きで得意」(数学が好きで、テストの点数も高いタイプ)

 ②「好きで苦手」(数学は好きだけど、点数はあまり高くないタイプ)

 ③「嫌いで得意」(数学は嫌いだけど、点数は高いタイプ)

 ④「嫌いで苦手」(数学も嫌いで、点数も低いタイプ)

🔎 タイプ分類とその特徴

タイプ

内容

特徴例

好きで得意

問題を解くのが楽しい、進んで学習する

好きで苦手

興味はあるけど、テストの点が伸びない

嫌いだけど得意

点数は良いけど、楽しさは感じない

嫌いで苦手

勉強するのが苦痛で、できれば避けたいと感じる

タイプ④「嫌いで苦手」なあなたへの


「嫌いで苦手」。私が指導する生徒さんの中で、このタイプに当てはまる方が最も多いです。そして実は、このタイプの生徒が一番成績を伸ばしやすいのです。

ある意味、「おめでとうございます。あとは上がるだけです」と言いたいところです。実際、まずは平均点、次に7割、さらに8割と、少しずつ目標を上げていくことで、成果が見えるようになります。

これはどの教科にも共通して言えることですが、テストで良い点を取ると、自信がつき、嬉しさを感じます。一度その感覚を味わうと、「次も!」という意欲が湧き、結果として周囲が驚くほどの成果を出すことができます。

こうした具体例は数え切れません。一度成功体験を得られれば、受験までその勢いが続くことも珍しくありません。

この「嫌いで苦手」という状態は、たしかにスタート地点としては厳しいですが、ここから一歩を踏み出す勇気が大切です。

たとえば、学校では「先生に質問するのが恥ずかしい」と感じたり、「クラスメイトにどう思われるか気になる」といった不安もあるでしょう。でも、少しだけ学年を下げて、簡単な内容から勇気を出して取り組んでみてください。それができれば、もう成功への第一歩を踏み出したと言えます。

「どこが分からないのか」を見つける努力が重要です。

私の指導では、学校の授業と並行して、生徒一人ひとりの理解度に合わせてサポートします。たとえば、中学生であっても、小学6年生の「分数の計算」や「割合」が理解できていない場合は、そこに立ち返って丁寧に指導します。これは高校生でも同じです。

一人では「自分が何を分かっていないのか」が分からないことが多いのです。個別指導では、そこをしっかり理解している講師が寄り添うことで、学習の進み方がまるで変わります。

いずれ必ず「やらなければならない時」はやってきます。だからこそ、「嫌い」でも「苦手」でも構いません。まずは勇気を持って一歩を踏み出してみてください。学習方法はその後で大丈夫です。どんな形でもいいので、まずは「始めること」が何より大切です。



最新記事

すべて表示
数学を伸ばすための自己分析part4

前回のブログでは、多くの生徒さんがこの①〜④のいずれかのタイプに当てはまるというお話をしました。これから、「各タイプごとのおすすめの学び方」について考えてみたいと思います。 今回は③のタイプについてです。  ①「好きで得意」 (数学が好きで、テストの点数も高いタイプ)...

 
 
数学を伸ばすための自己分析part3

前回のブログでは、多くの生徒さんがこの①〜④のいずれかのタイプに当てはまるというお話をしました。これから、「各タイプごとのおすすめの学び方」について考えてみたいと思います。 今回は②のタイプについてです。  ①「好きで得意」 (数学が好きで、テストの点数も高いタイプ)...

 
 
数学を伸ばすための自己分析part2

前回のブログでは、多くの生徒さんがこの①〜④のいずれかのタイプに当てはまるというお話をしました。これから、「各タイプごとのおすすめの学び方」について考えてみたいと思います。 今回は①のタイプについてです。 ①「好きで得意」 (数学が好きで、テストの点数も高いタイプ) ...

 
 
bottom of page