top of page

数学を伸ばすための自己分析part3

  • 執筆者の写真: okb
    okb
  • 6月4日
  • 読了時間: 3分

更新日:7月5日

前回のブログでは、多くの生徒さんがこの①〜④のいずれかのタイプに当てはまるというお話をしました。これから、「各タイプごとのおすすめの学び方」について考えてみたいと思います。

今回は②のタイプについてです。


 ①「好きで得意」(数学が好きで、テストの点数も高いタイプ)

 ②「好きで苦手」(数学は好きだけど、点数はあまり高くないタイプ)

 ③「嫌いで得意」(数学は嫌いだけど、点数は高いタイプ)

 ④「嫌いで苦手」(数学も嫌いで、点数も低いタイプ)

🔎 タイプ分類とその特徴

タイプ

内容

特徴例

好きで得意

問題を解くのが楽しい、進んで学習する

好きで苦手

興味はあるけど、テストの点が伸びない

嫌いだけど得意

点数は良いけど、楽しさは感じない

嫌いで苦手

勉強するのが苦痛で、できれば避けたいと感じる


 タイプ②「好きで苦手(興味はあるけれどテストの点が伸びない)」あなたへ


 このタイプは保護者の方や生徒さんご本人からの相談が非常に多い傾向があります。共通しているのは、真面目で課題を期日までにしっかり提出し、試験範囲も全てこなすという優等生タイプであることです。

 単元テストや定期考査ではなんとか乗り越えられても、模試や実力テストでは厳しい結果になることもよくあります。しかし、実はこのタイプはちょっとした工夫で急激に成績を伸ばせる可能性が高いのです。実際に、数学で学年1位になった生徒も何人もいます。(※100点を取れば1位になります!)

 たとえば個別指導の場合、通常のように基礎問題から応用問題へと段階を踏んで学習を進めるのではなく、あえて難しい問題や重要な問題から取り組むことで、その過程で自然と基礎力も身につけていくという指導法があります。真面目な生徒ほど、すべての問題に全力で取り組もうとするため、時として学習効率が悪くなってしまうこともあります。しかし、100題解いて得られる力を30題で身につけることができれば、それはまさに「鬼に金棒」。こうした効率的な学びを実現できるのは、個別指導ならではの大きな強みです。

 さらに、もう一つの大きなポイントは「計算ミス」への対処です。「できたと思ったのに返却されたらひどい点数…」という経験、よくありますよね?その原因の多くは計算ミスです。実は、私自身もかつて同じような失敗を何度も経験しました。しかし、あることに気づいてからはミスが減り、テストでも安定して高得点が取れるようになりました。その方法とは――「計算をなるべくしない」ことです。もちろん全く計算しないという意味ではありません。計算の「発想」を変えるということです。詳しい方法はここでは説明しきれないため、別の機会に紹介したいと思います。




最新記事

すべて表示
数学を伸ばすための自己分析part5

前回のブログでは、多くの生徒さんがこの①〜④のいずれかのタイプに当てはまるというお話をしました。これから、「各タイプごとのおすすめの学び方」について考えてみたいと思います。 今回は④のタイプについてです。  ①「好きで得意」 (数学が好きで、テストの点数も高いタイプ)...

 
 
数学を伸ばすための自己分析part4

前回のブログでは、多くの生徒さんがこの①〜④のいずれかのタイプに当てはまるというお話をしました。これから、「各タイプごとのおすすめの学び方」について考えてみたいと思います。 今回は③のタイプについてです。  ①「好きで得意」 (数学が好きで、テストの点数も高いタイプ)...

 
 
数学を伸ばすための自己分析part2

前回のブログでは、多くの生徒さんがこの①〜④のいずれかのタイプに当てはまるというお話をしました。これから、「各タイプごとのおすすめの学び方」について考えてみたいと思います。 今回は①のタイプについてです。 ①「好きで得意」 (数学が好きで、テストの点数も高いタイプ) ...

 
 
bottom of page